新型コロナウイルスに感染したあとも、長く続く不調に悩む人が増えています。こうした症状は「コロナ後遺症」または「Long COVID」と呼ばれます。新型コロナウイルスに感染したことがない方も、幸いにも感染しても後遺症なく過ごせている方にもどのような症状があるかはしっかりと知っていてほしい情報になります。
この記事では、自分や家族の状態をセルフチェックできるように、症状を整理しました。もし気になる項目があれば、医療機関や専門家に相談するきっかけにしていただけると幸いです。
後遺症チェックリスト
以下の症状に思い当たるところが多い場合は、コロナ後遺症の可能性があります。
1. 体の疲れ
- 長引く倦怠感や、ちょっと動いただけで翌日まで疲れが残る
- 慢性疲労や運動後に体調が悪くなる「PEM(運動誘発性悪化)」
2. 呼吸や胸の違和感
- 息切れが続く
- 咳が長い間治らない
- 胸痛や胸の重さを感じる
3. 頭や脳の調子
- 頭がスッキリせず、集中力の低下や記憶力の低下(Brain Fog)がある
- 頭痛が治らない、頭痛が断続的に起こる
4. 心と睡眠
- 不眠で寝つきが悪く、夜中に目が覚める
- 気分が落ち込む(うつ病)、イライラや不安が続く
- 心的ストレスに対する耐性が低くなった
5. 味・においに変化
- においが以前より弱く感じる
- 味が薄く感じる、違和感がある
6. 痛み・かゆみ・脱毛
- 筋肉痛や関節痛が続く
- 抜け毛・脱毛が目立つ
- 肌のかゆみや発疹などのトラブル
7. 自律神経や心臓の症状
- 動悸(ドキドキする)や不整脈がある
- めまいやふらつき、立ちくらみがある
- 起きたとき体温や脈拍の変化が激しい
8. お腹の不調
- 下痢や腹痛が続く
- 食欲が不安定、吐き気がある
9. 代謝や内臓の変化
- 感染後に血糖値やコレステロールが高くなった
- 新たに糖尿病や脂質異常症の指摘を受けた
チェック結果の活かし方
- 思い当たる症状が多い場合:コロナ後遺症の可能性があります。一度、かかりつけ医や専門医の受診を検討しましょう。
- 思い当たる症状が少ない場合でも、不調が続く・悪化するようなら、早めに相談を。
- チェック項目に当てはまらなくても、「以前と違う」と感じることがあれば、それは変化のサインの可能性があります。
ただし、コロナ後遺症と診断してくれる病院は少なく、検査上も異常がでないことが多いようです。コロナ後遺症の疑いがあるという時点で「現時点では治す方法がない」と、治療をあきらめられる可能性や、検査上問題ないため精神的な問題だとメンタル受診を促されたりもします。そのあたりの辛い体験は
上記でも触れていますのでよければ合わせてお読みください。
ちなみにコロbroのコロナ後遺症症状は?
- 波のある強烈な倦怠感
- 運動後に体調が悪くなる(PEM)
- 集中力や記憶力の低下(Brain Fog)
- 断続的な頭痛
- 筋肉痛まではいきませんが軽い運動であっても筋肉疲労がたまりやすい(めまい、ふらつきで運動できていなかった時期があるのでその影響で筋力が落ちていることもありますが)
- うつ病
- めまい・ふらつき
- めまい・ふらつきがきっかけになることが多いですが吐き気・食欲不振
- 今はおそらくなくなりましたが一時期コーヒーのにおいが分からない時期がありました
今でこそコロナ後遺症と診断していただいていますが、それまでは検査上異常がないため原因不明の症状でメンタルへの通院を暗に進められていました。そんな状態や職場で今まで通りに働けないこともあり最終的にはうつ病も発症し結果的にはメンタルにお世話になることになったんですけどね;つД`)
なぜ起こる?ちょっとだけメカニズム
コロナ後遺症が出る理由として、次のようなことが考えられています
- 新型コロナウイルス感染により体内に炎症が残っている
- ウイルスの断片が残っている
- 免疫や自律神経が乱れている
こうした要因が組み合わさって、さまざまな症状が持続すると考えられています。
対処法
- 小さくても体を動かす:ウォーキングやストレッチ、体調に合わせて軽い運動がおすすめです。ただし疲労がでるようであれば一般的に軽い運動であってもあなたにとっては負荷が強い運動になります。運動の負荷は慎重に見定めましょう。
- 睡眠習慣を整える:毎日同じ時間に寝起きし、寝る前にスマホを控えるなど。
- 心のケアを意識する:不安や憂うつが続くときは、誰かに話す、専門家に相談するのも大切です。
- 生活習慣の見直し:当たり前かもしれませんがバランスの良い食事や水分補給、体に優しい食生活を心がけて。
まとめ
- コロナ後遺症は、体・心・自律神経に影響が残る可能性があります。
- このチェックリストで早めに気づき、必要なら専門医に相談をしましょう。
- コロナ後遺症はもぐらたたきとも言われます。治ってきたと思っても症状がぶり返すことがよく見られます。身体を大事にしながら、無理せずゆっくり回復を目指しましょう。
僕自身は周りにコロナ後遺症の人がいないため、Xやブログなどで他の人たちの情報を見て、勝手に仲間意識をもって、自分を慰めています。
少しでも本ブログが参考になった、一緒に乗り越えて行こうと思っていただけたら幸いです。
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本ブログをお読みいただきありがとうございました。

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