新型コロナウイルス感染者数の上昇

あくまで私の身の回りやX(旧twitter)の医療系の方々による情報からの印象になりますが、新型コロナウイルス感染症者数が再度増え始めているようです。

昨年もそうでしたが夏場にかけては感染者数が増える傾向にあるように思われます。

コロbroは今現在も新型コロナ後遺症に悩まされているため、検索履歴からバイアスがかかってしまっている、という部分もあるかもしれませんが。

そして新型コロナウイルス感染症が継続して世界で猛威を奮っていることから研究も進んでよりいろいろなことが分かってきています。

特にコロbroが気にしているのは後遺症についてですが、特に子供への影響に注目しています。

新型コロナウイルスの子供への感染と後遺症

新型コロナウイルス感染症が広がり始めたころは子供は新型コロナ感染症に強く、症状も強く出ない、心配は少ないと言われていましたが、研究が進み子供たちへの影響も無視できないことが分かってきているようです。

特に新型コロナウイルスによる後遺症は感染時の症状の重症度によらず、どの年代も変わらず10~20%の確率で長期の症状や後遺症が起こるということが分かってきています。

アメリカでは喘息に次いで新型コロナウイルス後遺症が子供の慢性疾患数では上位になってしまう状態だそうです。その数推定580万人ともいわれており今後日本ももちろん例外ではないと言えるでしょう。

子供たちにおける新型コロナウイルス後遺症

では子供たちではどういった後遺症が見られているのでしょうか。

大人と同様に

  • 疲労感やだるさ
  • 頭痛・めまい
  • 集中力の低下、いわゆるブレインフォグ
  • 消化器症状
  • 循環器症状

2歳未満の乳幼児では夜鳴きや食欲不振が見られるようです。

さらに心配なのが

  • 学習能力の低下
  • 記憶力の低下
  • 判断力の低下

なども引き起こされていると言われています。

その原因として新型コロナウイルスは通常感染が難しいとされている脳にまで感染が起こってしまうということです。

コロbroが特に心配しているのは子供たちはまだ身体的にも精神的にも発達段階です。その成長を新型コロナウイルスにより阻害されてしまい将来の獲得できるはずだった能力にまで影響を及ぼす可能性があることです。

また、子供たちは成長している途中ということもあり自分の身体に対する経験値が浅いこともあり、身体や精神の異常を異常ととらえることができず、発見が遅れてしまう可能性もあるということがよりリスクを高めてしまっていると考えています。

これから先の未来は新型コロナウイルス感染症が常に存在する世界

今までもそうでしたがこれからも新型コロナウイルスは変異しながらこの世界に残り続ける可能性が高いと考えておいた方がいいでしょう。

特に子供たちはまだ先の長い人生があるため感染する機会があり続けるということが心配です。

感染するたびに後遺症の発生確率も上がっていくと言われています。今後数十年単位で生きていくなか、1度も感染しないというのはほぼ無理と言ってもいいかもしれません。

基本的な予防になりますが、手洗いうがいや人込みや不特定多数の人のいる空間に行く可能性があるときにはマスクの着用をするというのもやはり重要です。

また、ワクチン接種もより重要になってくるかもしれません。今現在の新型コロナウイルスにたいしての感染予防効果は低いと言われていますが重症度を抑える効果や後遺症を抑える効果は期待できます。

政府には改めてのワクチン接種に対する補助金や無料接種を期待します。

まとめ

やっとマスクのないマスクをはずしても何も言われない世の中になってきましたが依然として新型コロナウイルスの脅威は消えておらず、むしろ子供たちに関しての後遺症は年を追うごとにリスクが上がっていく可能性すらあります。

その中で僕たちが子供たちにしてあげられること基本的な予防の徹底や、不顕性感染など目立った症状がない感染が起きてしまっていた場合にいち早く気づいてあげられるように普段の生活に気を配ってあげることが重要です。

そして、今も日夜研究を続けてくれている皆さんに感謝しつつも、より効果的な予防や後遺症の原因究明と治療法を確立していただけることを願っております。

2児をもつ父親としても、現在も後遺症に悩まされているものとしても今後の新型コロナウイルス感染症の同行に注目していこうと考えているコロbroでした。